会話できるカラスと懐かない猫、モフモフしたいのはカラスだよね

動物との付き合い方
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超ワクワクする話です。

なんてこった!あの迷惑なカラスと?

調べてみたら、カラスの研究者たちは昔からやっていたそうで。スゲー。

 

他にもサル語なんかは、既にある程度解明されていて、霊長類学者の集まりでは

「ウホッ、ウホー!」

冒頭に挨拶し合うそうです。

 

しかし、意思疎通して触れ合っただけで、それまで害獣だったカラスが途端にカワイく見えてしまうなんて・・・素直にキャッキャと喜べません。

 

人間が動物に向ける愛情が、いかに自分本位かを示しているようで。

 

翻訳こんにゃくは動物福祉を変えるだろうか?

バウリンガルの一般販売しかり、動物言語の翻訳技術は進化を続ける見通しです。

もし将来、動物たちと自由に話せるようなったとしら、あらゆる動物がカワイく見えるのでしょうか?それとも、生意気なクソガキのように、憎たらしさが際立って見えるのでしょうか?

 

そんな未来が訪れたら、私達はいままで通りに家畜を食べられるでしょうか?

愛玩動物と経済動物というカテゴリー分けは、人間の都合に過ぎないことを、受け止められる人は増えるのでしょうか?

 

・・それでもなお、人間は動物をカワイイ!か、役に立たない!で差別して接し続けるのでしょうか?

 

カワイイとオイシイのあいだ

 

いずれ翻訳こんにゃくが完成すれば、必ずぶち上がる壁です。

その時に向き合うべきは、科学知識や技術ではなく、人間の認識のよるべのなさ、なのでしょうね。

 

LOVEとLIKEの違いは?(動物版)

私たちは本当に動物が好きなのでしょうか?それとも、カワイイ動物だけが好きなのでしょうか?

 

もう答えは見えています。後者です。

だって、唯一会話ができるヒト同士ですら、ずっと殺し合い続けてきたのが歴史的事実ではありませんか。

私たちヒトは・・・

 

・猫が好きなのではなく、可愛くよく懐く(都合のいい)猫が好き。

・女が好きなのではなく、すぐセックスさせてくれる(都合のいい)女が好き。

・男が好きなのではなく、財産を持っている(都合のいい)男が好き。

・子どもを愛するのではなく、健康で可愛くて子どもを利用して、(都合よく)自分自身を愛している。

 

これが現実です。

 

つまり

LIKE = 都合がいい。

LOVE = 都合を問わない。

 

要するに、自分を幸せにするためlikeか、相手を幸せにするためloveか。

もし動物と話せるようになったら、このあたりを動物に見透かされて、かえって仲が悪くなったりしないか心配です。

 

猫ブームにおけるカワイイ病の光と影

カラスやニワトリはまだいいとして、ヒトのカワイイ病による被害は猫にまでも及んでいます。

 

その最前線は里親探しの譲渡会です。

可愛くて人懐こい仔猫は、飛ぶように里親が決まるのに対し、その逆の猫は譲渡会の常連となり、何年も里親を待ち続けています。

 

カワイイは正義!

対義語にすると、

醜さは悪。

 

 

もうそろそろ、この振る舞いは卒業しませんか?

そんなネタがツイッターで共感され、バズる日が来ることを、私は心から楽しみにしています。

 

 

 

ウホッ、ウキャキャ?

 

Thomas B.によるPixabayからの画像

LoggaWigglerによるPixabayからの画像

 

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