超ワクワクする話です。
ツイッタで「カラスにも言語がある」的な記事を拝見してから、地元のカラス語をリサーチし3ヶ月。本日ついに地元のカラスとコンタクトを取ることに成功しましたのである。
キレイなカラスだから写真撮れたらいいなーぐらいに思ってましたが膝に乗ってきたスゲエカワイイ近い近い!超カワイイ語彙力 pic.twitter.com/3MakkPUbnY— みりん (@gyocho) 2018年7月20日
なんてこった!あの迷惑なカラスと?
調べてみたら、カラスの研究者たちは昔からやっていたそうで。スゲー。
他にもサル語なんかは、既にある程度解明されていて、霊長類学者の集まりでは
「ウホッ、ウホー!」
冒頭に挨拶し合うそうです。
しかし、意思疎通して触れ合っただけで、それまで害獣だったカラスが途端にカワイく見えてしまうなんて・・・素直にキャッキャと喜べません。
人間が動物に向ける愛情が、いかに自分本位かを示しているようで。
翻訳こんにゃくは動物福祉を変えるだろうか?
バウリンガルの一般販売しかり、動物言語の翻訳技術は進化を続ける見通しです。
もし将来、動物たちと自由に話せるようなったとしら、あらゆる動物がカワイく見えるのでしょうか?それとも、生意気なクソガキのように、憎たらしさが際立って見えるのでしょうか?
そんな未来が訪れたら、私達はいままで通りに家畜を食べられるでしょうか?
愛玩動物と経済動物というカテゴリー分けは、人間の都合に過ぎないことを、受け止められる人は増えるのでしょうか?
・・それでもなお、人間は動物をカワイイ!か、役に立たない!で差別して接し続けるのでしょうか?
カワイイとオイシイのあいだ
いずれ翻訳こんにゃくが完成すれば、必ずぶち上がる壁です。
その時に向き合うべきは、科学知識や技術ではなく、人間の認識のよるべのなさ、なのでしょうね。
LOVEとLIKEの違いは?(動物版)
私たちは本当に動物が好きなのでしょうか?それとも、カワイイ動物だけが好きなのでしょうか?
もう答えは見えています。後者です。
だって、唯一会話ができるヒト同士ですら、ずっと殺し合い続けてきたのが歴史的事実ではありませんか。
私たちヒトは・・・
・猫が好きなのではなく、可愛くよく懐く(都合のいい)猫が好き。
・女が好きなのではなく、すぐセックスさせてくれる(都合のいい)女が好き。
・男が好きなのではなく、財産を持っている(都合のいい)男が好き。
・子どもを愛するのではなく、健康で可愛くて子どもを利用して、(都合よく)自分自身を愛している。
これが現実です。
つまり
LIKE = 都合がいい。
LOVE = 都合を問わない。
要するに、自分を幸せにするためlikeか、相手を幸せにするためloveか。
もし動物と話せるようになったら、このあたりを動物に見透かされて、かえって仲が悪くなったりしないか心配です。
猫ブームにおけるカワイイ病の光と影
カラスやニワトリはまだいいとして、ヒトのカワイイ病による被害は猫にまでも及んでいます。
その最前線は里親探しの譲渡会です。
可愛くて人懐こい仔猫は、飛ぶように里親が決まるのに対し、その逆の猫は譲渡会の常連となり、何年も里親を待ち続けています。
カワイイは正義!
対義語にすると、
醜さは悪。
もうそろそろ、この振る舞いは卒業しませんか?
そんなネタがツイッターで共感され、バズる日が来ることを、私は心から楽しみにしています。
ウホッ、ウキャキャ?
Thomas B.によるPixabayからの画像
LoggaWigglerによるPixabayからの画像
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