「マイニチ!生理ちゃん」と言い換えても、卵を産む鶏は共感されない恐怖

性について
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傑作マンガ「ツキイチ!生理ちゃん」に共感した人、勉強になったという人は数知れません。

しかし、日々食べている鶏卵も、ニワトリの生理ちゃんであることに思いを馳せた人は、一体どれだけいるのでしょうか?

 

 

「生理ちゃん」は相互理解の重要性を教えてくれます。

そして生理ちゃんや女性が抑圧されてきた理由は、男性よりも社会的な力が弱かったからです。同じ理由で、ニワトリを始めとした動物達も抑圧されてきました。

 

共感力は、自分を守るためだけのものではなく、他者を守るためにも使えるはずです。

ニワトリを守りたいとか、鶏卵を食べるなとかではありません。全ては人間のためです。(ひとまずは)

作中でも言われているように、、

 

「まずお願いしたいのは、知ること」

引用元:2019/7/17 レタスクラブニュース  知って初めて“思いやる”ことができる「小学生と生理ちゃん」生理ちゃん(4)【連載】

 

 

当然あることを、ないことにされるのがヤバい

 

生理ちゃんは無視されるのを嫌います。

かといって、おおっぴらにすればいいワケでもない、デリケートな存在です。

前述の引用元より、核心を示すメッセージを抜粋します。

 

「恥ずかしい気持ちは当然あるものだし、生理ちゃん(鶏卵の現実)をオープンにしようってことじゃないの」

当然あることをないことにされるのがヤバいんだよ。もっと普通にあるものとしてわかってほしいんだ」

「知ってもらえるだけで、、、ぜんぜん違うと思う」

「こんなにオープンに話すのは今日だけね。でも本当はこわいんだよ」

「本当にちゃんと伝えられるか、辛い思いをする子がいないか」

「でも君たちを信じることにしたの。知らないことは、思いやるなんてできない」

 

 

これらに女性は共感の嵐のようです。

私も男性ながら(このHPの運営者として)共感の嵐です。

 

当然あることをないことにすると、

女性は苦しみ続けるし、男性は成長する機会を失います。

家畜消費者の関係も同じです。ならば解決策も同じはずです。

 

 

鶏卵が安く流通しているのは、その生産方法が決して優しくはないためです。

 

生理ちゃんが抑圧される原因

 

文明が誕生して1万年以上経つというのに、生理ちゃんが抑圧され続けてきた理由、それはヒトはニワトリで見事に一致しています。

 

男性生理ちゃんを見たくないし、女性生理ちゃんを見せたくない

消費者鶏卵ちゃん(の真実)を見たくないし、生産者鶏卵ちゃん(の真実)を見せたくない

 

需要と供給の一致です。

というか、互いにそれを認め合えるほど、開示できるほど、成熟していなかっただけです。かくいう私も、もっともっと勉強が必要なんですけど、、。

 

そして未熟さには代償が発生します。

 

生理ちゃんを無視することの代償

 

いつも食べてる鶏卵ちゃんは、ニワトリの生理です。ついでに鶏肉ちゃんもニワトリの肉体そのものです。

そいつを忘れてしまうと、ヒトは他の生物を犠牲にしながら生きている、という事実がわからなくなってしまいます。生理ちゃんをまるで理解していないバカな男どものように、誰もがなってしまうワケです。

 

その結果、身内が亡くなった時に慌てふためいたり、ペットロスに陥ったり、お墓を作らないと先祖に呪われると思い込んだり、悪徳業者に大金を巻き上げられたり、、

 

ロクなことがありません。

ニワトリだって(女性も男性も)苦しみ続けます。人間がそれを理解するまでは。

 

 

 

 

余談ですが、男性にも生理ちゃんはいます。

彼は性欲ちゃんとは似て非なる存在です。

 

 

彼の名は勃起ちゃん。

 

「男性器は性的な興奮とは無関係に、勃起することがある」

というのは意外と認知されておらず、あらぬ誤解を受けるリスクを孕んでいます。

 

 

構成上、ネタっぽく書きましたが、マジで困るんです。突然来るから。

 

当然あることをないことにすると、、、

男性は苦しみ続けるし、女性は成長する機会を失います。

相互理解が大切です。

 

はい、生理パンチ。

 

 

 

マイニチ!クリックちゃん

 

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