【体験談】ボイストレーニングの上達を早め、費用を節約する5つの方法

未分類
この記事は約13分で読めます。

筆者は累計で3年ほどボイストレーニング(以下、ボイトレと略する)を受けた経験があります。

そこで培った、ボイトレ費用を劇的に節約する方法を紹介します。

 

というより、

「いかに効率よくトレーニングを進め、費用のかかるレッスンへの依存度を下げるか?」

を試行錯誤した経験談です。

 

ボイトレに興味があるけど、費用をなるべく抑えられないかな、、?

ボイトレをやっているのに、なかなか上達しない、、。

そんな方に向けて、筆者が実践した5つの方法です。

 

  1. 毎日練習の時間を取る
  2. ランニングなどの有酸素運動を習慣化する
  3. 仕事や学校にて、人前で話す/歌う機会を作る
  4. 自分の声を録音して聞く&直す
  5. 合唱団やカラオケサークルに入る

 

え?ぜんぶ自主トレ、、?

はい。結局は自主トレの質を上げるしかありません。

 

大抵のボイトレというものは、

「1~2週間に一度、1~3時間ほど講師からレッスンを受けること」

です。

 

つまり、レッスンの合間にどれだけ上達し、次回のレッスンでアピールできるか?

 

が学習を進めるカギ、ひいては費用を抑えるカギになります。

他に方法はありません。

 

では、一つずつ紹介していきます。

 

毎日練習の時間を取る

練習は毎日してください。

当たり前のようで、実行できる方が少ないです。

 

声帯や横隔膜は筋肉です。

一日使わないだけでも、それなりに衰えてしまいます。

 

最低でも5分は教わった基礎訓練をしましょう。

最悪、リップロールやハミングだけでも構いません。

 

 

すでに話すことや歌うことが好きな方は心配ないですが、発声に苦手意識を持ってボイトレを始めた方も多いと思います。(私はそうでした。)

まだ声を出すことが億劫ではないでしょうか?

 

とにかく「毎日動かす!」

これが感覚や筋肉を衰えさせないための最低条件です。

 

せっかくボイトレをやるのですから、慣れるまでは毎日練習してください。

最初はツラいかもしれませんが、上達を実感できると一気に楽しくなりますよ!

 

 

スポンサーリンク


 

ヒトカラが最強

 

練習環境はやはりヒトカラが一番です。

最初は恥ずかしいかもしれませんが、店員さんは慣れっこなので気にする必要はありませんよ。

 

最近は「ひとりカラオケ専門店」なんてのもあるそうで、、

もはや恥ずかしがる理由もありませんね。

→ ワンカラ

 

 

私は一時期、週4ペースでヒトカラに通っていました。累計で100回以上は利用したと思います。

だって必要なものが全て揃ってるじゃないですか。

防音設備、空調、トイレ、ドリンク、練習用の音源もかけられるし。

 

なお、費用の安さは歌広場が最強です。

他のお店も十分安いですけどね。

 

歌広場でのヒトカラは、1時間で300~400円程度です。(平日18時までなら)

ボイトレは1~2時間で3,000~10,000円くらいしますので、いかに自主トレが経済的かわかります。

 

だらだら講師付きレッスンを続けるより、全力で自主トレを積みましょう。

それが上達への近道であり、費用を抑える最善策です。

 

ちなみに、私はヒトカラに行けなかった日は、深夜か早朝に自宅近くのトンネルで練習をしていました。誰もいなくて大声を出せるから。

歌手の平井堅さんも若い頃、ハスキーな声を手に入れるために海辺で叫んで喉を痛めつけた、というエピソードを残しています。

 

あなたの近くの「声が出せる場所」も、すでに誰かが占領しているかも。

早いもの勝ちです。敗者はおとなしくカラオケ屋に行きましょう。

 

ランニングなどの有酸素運動を習慣化する

有酸素運動を取り入れて、心肺機能を鍛えてください。

 

もちろん歌うだけでも構いません。

しかし、運動が嫌いでないならば、毎日少しでいいので有酸素運動をしましょう。

ランニングか水泳を習慣化している歌手は多いです。

 

「千の風になって」で有名な声楽家の秋川雅史氏のウィキペディアにはこうあります。

きちんとした声を保つ為に毎日フィジカルトレーニングを行っている。25mプールを息継ぎなしで泳ぎ、それを計600m。その後2kmのランニング、腹筋、背筋、懸垂をし、その後に発声練習をすることが日課となっている。

 

ここまでする必要はないにしても、身体は楽器であり、楽器は筋肉です。

鍛えるに越したことはありません。

 

※ ちなみに、腹筋や背筋などのウェイトトレーニングには、ボイトレには逆効果という専門家も多いです。しかし、有酸素運動には、副作用は一切ないと思います。

筆者はもともとランニングをする習慣があったので、一時期は毎日15キロほど走っていました。

 

スポンサーリンク

 

仕事や学校で、人前で話す/歌う機会を作る

もしチャンスがあれば、人前で声を出す経験を積みましょう。舞台慣れしましょう。

仕事ならプレゼン、学校なら課題の発表などに、積極的に手を上げてください。

 

成功すると大きな自信につながります。

さらに「いい声だね!」なんて褒められた日には、話すことや歌うことに喜びを感じるようになるでしょう。

 

もし失敗しても大丈夫。

その心意気はかならず次につながります。

 

笑う人もいるでしょう。

しかし、あなたの挑戦する姿はきっと美しいはず。

 

筆者はもともと発音障害があり、人前で話すことが大嫌いでした。

→ 2020/5/7 イ段を発音できない症状は治せる!機能性構音障害の治療経験レポ

 

しかし、1000人規模の会場でのプレゼンを乗り切ったとき、人前で表現することの快感に目覚めたような瞬間がありました。

とにかく場数を踏むこと!これはボイトレのレッスン環境では獲得できません。

普段からチャンスを伺いましょう。

 

自分の声を録音して聞く&直す

ある程度慣れたきたら、必ず自分の声を客観的に確認しましょう。

 

怖いって?

そうですよね。自分の声を聞くのってメチャクチャ嫌ですよね。

 

「・・こんな恥ずかしい声で生きてきたの?」

とショックを受けるものです。最初は誰もが。

 

しかし、そのギャップは乗り越えなくてはならないものです。

ICレコーダーを買って、納得が行くまで録音&確認の練習をしましょう。

 

ボイトレに通う時点でもう持っているとは思いますが、もしなければ買ってください。

レッスン一回分の料金程度で買えます。

せっかくなので、耳も鍛えておきましょう。

 

それにレコーダーを使えば、ボイトレのレッスン内容を家に持ち帰ることができます。

スマホの録音機能でも構いませんが、やはり専用機でないと音質が微妙です。

 

ちなみに歌手の小柳ゆきさんは、録音&修正の繰り返しでもって歌を練習されたそうです。

10歳の頃に姉の持つCDの中から永井真理子などをこっそり取り出して、それを聞いたりそれにあわせて歌ったりしていた。そして、姉の勧めで自分の歌をラジカセに録音して練習するようになった。 

wikipedia より引用

 

スポンサーリンク

 

合唱団やカラオケサークルに入る

もし歌うことに抵抗がなく、かつ時間が許すのであれば、

合唱団やカラサー(カラオケサークル)の門を叩いてみましょう。

 

なぜなら、ボイトレのレッスンを加速させる要素が盛りだくさんだからです。

 

・費用がボイトレより安い(一月5,000円くらいの所が多い)

・プロ指揮者からの指導や、仲間からの批評を受けられる

・他の人がどんな話し方、歌い方をしてるか学習できる

・人前で歌う or ステージに立つ経験が得られる

・楽しい!

 

学習にはアウトプットが必要です。

ボイトレするだけでは、レッスンしてるだけでは前に進みません。

 

上手に話したいなら話せる場所を、上手に歌いたいなら歌える場所を・・

自分から切り開いていきましょう。

 

この頃になると、ボイトレの進め方への理解も深まっているはずです。

むやみに時間やお金を垂れ流すことも、もはや無いでしょう。

思えば遠くに来たものです。



まとめ

「いかに効率よくボイストレーニングを進め、費用のかかるレッスンへの依存度を下げるか?」

 

答えはカンタン。

積極的に練習を進める。これだけです。

 

・・そして、定期的にプロから指導を受ける。

これを高速で繰り返す。そのために環境を効率的に作る。

 

当たり前のことですが、最初の一歩を踏み出す前は、いつだって怖いものです。

そんな方の背中を少しでも押せたなら、筆者がガムシャラに得た経験も浮かばれます。

 

そうそう。

ボイトレ費用を節約できたら、そのお金で好きなアーティストのライブや、好きな役者の舞台を観に行ってください。

他人の表現に感動すること、これが最強のトレーニングです。

 

スポンサーリンク

 

ポチトレ

 

スポンサーリンク  

コメント

タイトルとURLをコピーしました