私たちはみんなサイコパスです。
自覚がないだけです。
そいつを思い出すと、メンタルヘルスに役立ちますよ。
あと人間的に成長できる・・かもしれません。
定期的にバズるイジメ体験談

むかしイジメてきた相手を許せない!
しかも、そんなアイツが今では偉くなってる。
もう全てがイヤになる!

やさしい人間は損ばかりで、悪い人間ばかり栄えているわ!
サイコパスばかりの世界がコワイ、、。
こんな趣旨がネット上でよく共感されています。
気持ちはわかりますが・・ちょっと待ってください。
人間はみんなサイコパスです。
ある視点ではやさしくても、別の視点では残酷です。
加害は忘れ、被害ばかりを覚えているものです。
例えば、
ふだん食べてるお肉は、かつて動物だったものです。
でも全然気にしないでしょう?
冨樫義博 HUNTERxHUNTER21巻より引用
まぁこれは極端な例だとしても・・
立場が逆になってはじめて、そのサイコっぷりが想像できるかと思います。

むかしイジメてきた相手を許せない!
しかも、そんなアイツが今では偉くなってる。
もう全てがイヤになる!
生きる以上は避けられない残酷さ、矛盾。
支離滅裂で身勝手な理屈。
それを自覚してるか否か?だけの違いしかありません。
「白日」を聴き直してみよう
2019年に大ヒットしたKing Gnu「白日」の冒頭部の歌詞です。
時には誰かを 知らず知らずのうちに 傷つけてしまったり
失ったりして初めて 犯した罪を知る
誰もが心当たりがあるはずです。
しかし人は加害したことは忘れ、受けた被害をばかりを思い出すものです。
大なり小なり、みんなサイコパスなので。
この曲が好きな人は、歌詞をよく聴きなおしてみて下さい。
全編を通して、人間の根本的な弱さを歌っています。
(you tubeの概要欄に歌詞があります)
とこんな感じで、
冨樫義博氏のハンターハンターも白日も大ヒット作品だけれど、表現されていることは全然伝わってません。
これは筆者が住む千葉県のポスターなんですけど、
ダニや蚊を一方的に悪者に描いています。
まるで戦時中の鬼畜米英のポスターみたいです。
ダニや蚊はただ、生きるために食事をしているだけなのに。
必要もないのに戦争をするような人間が、それを批判しているのが皮肉ですね。
とまぁ、
わたしたちが根本的にサイコパスであることを示す証拠は、枚挙にいとまありません。
そんなもんだろう?
うんざりするよ。
でも、サイコパスでいいのだ
がしかし、別に責めているわけではありません。
それでいいんです。
誰しも未熟だから失敗をします。
それに生きる以上は、かならず何かを犠牲にする必要があるのですから。
私たちはどうあがいても、結局サイコパスにしかなれません。
生きるんなら、正しいことばかり言ってらんないよな
(前述した白日の歌詞より)
だからせめて、克服できない愚かさを受け入れて、前に進みましょう。
繰り返します。
私たちはみんなサイコパスです。
だから他人を責めるだけでは解決しません。
自分だけが被害者だと思っているうちは、ただ苦しいだけです。
だからもし、全ての人間が例外なくサイコパスであることを認められれば、、

むかしイジメられた相手を許せない!
しかも、そんなアイツが今では偉くなってる。
もう全てがイヤになる!

やさしい人間は損ばかり。悪い人間ばかり栄えているわ!
サイコパスばかりの世界がコワイ、、。
こういった悩みは解消に向かいます。
「今を生きること」に集中できるようになります。
まとめ
かつてイジメられた記憶に苦しむ人は多いです。
一方で、イジメた記憶で悩んでいる人だって大勢います。
筆者は子どものころ、よく昆虫なんかを分解して遊んでましたし、、
カワイイ飼い犬ですら、乱暴にあつかっていい気になっていました。
子どもは基本的にサイコパスですから。
かつて子どもだった大人たちも、みんなサイコパス的な部分を持っていたはずです。
これはもう生物として生きる上で、避けられない業のようなものです。
だから少なくとも、子ども時代の悪行をいつまでも恨み続けるなんてナンセンスです。
もしそう思えないとしたら、まだ自分の愚かさに自覚がないに違いありません。
自分を含め、全員がどうしようもないバカだと、サイコパスだと心底理解すれば、、
他人への恨みは消えてなくなります。
過去にためこんだ怒りを、自然と手放すことができます。
今より他人にやさしくできます。
生きていくことが、少しだけラクになります。
私は堂々とサイコパスとして生きようと思います。
バナー無視はイジメ
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