カップヌードルの謎肉の実態は肉でも大豆でもない。

ついに我が家でも謎肉祭が開催されました。

謎肉というのは、カップヌードルに入ってるコロコロしたあの肉です。

もともとはネットで使われていた愛称だったけれど、しまいには製造メーカーである日清さん公認の名称となりました。

46年の歴史を誇り、世界80カ国で累計400億食が消費されたカップヌードル。

その具の正体が長いこと謎(ほんとかよ)だったんですから、美味しけりゃなんでもいいっていう消費者の本音をよく表しています。

セブンで入手。まだ残っててよかった。

お湯で戻す前に食べると、サクサクしてあられのような食感です。

久々に眺めてみると、見た目が大豆ミートとそっくりだと気がつきました。

上が乾燥大豆ミート。左は大豆ミートの唐揚げ。

右の謎肉にだけガチの肉が含まれてます。

成分表示によれば、謎肉の正体は肉と大豆らしいです。どおりでね。

怪しい謎肉も正体がわかっちゃうと寂しいものですね。

以前のほうがワクワクヒヤヒヤで楽しかったのに、、、なんて思うのが身勝手な人間です。

でも安心してください。

世界はまだまだ謎肉で溢れています。ミンチ肉なんてものは半分は謎肉です。謎にしたいからミンチにするのですから。

ミンチはいわば、食品マフィアによる食肉洗浄ミートロンダリングです。

細かくして混ぜて適当なラベルさえ張れば、クリーンな肉として市場に流通させられるわけです。

がしかし、学歴ロンダ組が就職で差別されるように、ロンダ肉への風当たりも厳しいのがこの世の中。

「謎肉のような怪しい肉は好きじゃない!」

ってなやや潔癖な人には3つの選択肢があります。

①全ての食肉の出所を徹底的に確かめる。

②何の肉を食べてもOKとして、謎を謎のまま受け入れる。

③肉を一切食べない。

ちなみに筆者は②と③の両方をユルめに採用しています。

どれか一つというのは極端で実行が難しいからです。

普段はほぼヴィーガンだから、基本スタンスは「③肉を一切食べない。」です。

でも食べる時はどんな肉だろうが気にせず食べます。

拷問されまくった悲しい肉でも、可愛いルックスだった生物の肉でも、グロくてイメージの悪い肉でも、野生動物として生を謳歌しきったジビエ肉でも、生まれてすぐに殺された肉でも。

同時になんでも食べるのがポリシーなので、②でもあります。

私は(ほぼ)ヴィーガンをやっている位ですから、動物を苦しめて食材にしなくても健康に生きられるのなら、現代の工場式畜産のエグさは割に合わないと考えています。

その一方で、全ての生物は食う食われるの関係で循環しているし、生死に明確な境界線が定められない以上、潔癖に肉食を避けるだけでは答えになりません。

さらには食生活に善悪を持ち込むのも、少しおこがましく思います。

どう考えても、ビタッとくる答えが見えてこない。

何かを守ることは、他の何かを見捨てることだから。

だったら、なにもかも喰ってやるわ!

この手で絞めてバラして調理して喰ってやるわ!それなら卑怯ではない!

という思考を私の場合は辿りました。

何の肉かなんてどうでもいいんです。

突き詰めるほどに、美味しい豚肉と野蛮な猫肉の区別が薄れていくのですから。

結局のところ謎肉の正体は食べる人の気持ちです。

食べる人が与える意味が全てを左右します。

製造メーカーが正体を公開しようがロンダ肉のまま流通していようが、食べる分には安全であるのならば、あとは気持ちの問題です。

それにしても、日清さんが自前の謎肉を「肉と大豆の近未来ハイブリッドミート」と称しているのにはシビれます。

自動車がガソリン車から電気自動車へと移行するように、人々の食生活も移行がゆっくりと進んでいます。謎肉はその架け橋たるハイブリッドエンジン的な?

とでも言いたいのでしょうか。

個人的にはとっとと肉ナシ仕様のカップ麺を開発して、コンビニで買えるようにしてほしいな。技術的には難しくないんだから、あとは需要量とタイミングの問題じゃん?

謎肉キャンペーンがちょっぴりバズったように、このテーマも少しずつ浸透してきました。

目が肥えてきた消費者たちの次の動向が気になります。

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