モフモフ大好き。
至福の時間です。ペットにも人にも。
でも一歩間違えると大変です。
なぜなら
もしこの子が嫌がっていたとしたら、、、
これと変わらないからです。
本能的な(かつ少し倒錯した)欲求を満たすために、弱いものを利用している点で全く同じになってしまいます。
ところで痴漢という人種は、被害者の気持ちなど全く気にしないそうですね。自分の欲望を満たすことで頭がいっぱい。
中には相手は触られて喜んでいると都合よく思いこむ輩もいるとか。
あーキモイキモイ。
実は動物をモフるだけの人も似たようなものです。相手の都合を無視して一方的に撫でている場面を時々見かけます。
もちろん相手が明らかに歓迎していればいいですよ?
でもそうでないときは、彼らは自分より強い生き物に無理やりまさぐられているわけです。
嫌な素振りをしていないとしても、それは上司のパワハラを渋々受け入れているような状況かもしません。
その子がシャイなだけでモフモフをきっかけに仲良くなれることもありますが、、、。
いずれにせよ動物の本心を理解するには限界があります。そして相手を尊重することこそがコミュニケーションの要です。
そんなの当たり前ですよね?
但しモフモフ魔が痴漢と大きく違うのは、彼らは失敗を重ねながらも少しずつ上手なモフり方を学んでいく点です。だって動物が好きだから。
従って長期的には問題ではありません。
さて、ここからが本題です。
普段肉を食べる時私たちは何を考えているでしょうか?相手を尊重できているでしょうか?そもそも肉はかつて動物だったことを忘れてはいないでしょうか?
え?もう死んで肉になっているから配慮はいらないって?
一理あるけれど、だったら人間や犬猫も死んだあとはゴミ箱直行でも構いませんか?
ここでYESと言い切れる人はかなり洗練された死生観の持ち主です。
岩明均著 「寄生獣」第18話より引用
かの傑作漫画の名シーンです。
どんなシーンかと説明しますと、
車に轢かれて瀕死の子犬を見つけた青年は、公園で彼女と一緒にその子を看取ります。
とある事情により人間的な感情が鈍くなっていた彼は、仔犬が息を引き取った後、即座にゴミ箱に死体を捨ててしまいます。
そしてその行為を彼女に咎められたことについての返答がこれです。
確かに理屈では間違ってはいません。でも釈然としないのが普通です。
なおこのセリフは主人公がパラサイトという謎の寄生生物と融合した結果、人間的な感情を徐々に失っていく様を表しています。
・・・さしずめ私たち現代人が寄生されているのは「思い込み」もしくは「利己主義」という獣でしょうか。
(ちなみに著名な動物の権利運動であるピーター・シンガーに尋ねれば「この場合なら問題はない」と言うかもしれませんが、この人の場合は特別です。
なぜなら理詰めで考え抜いた末に、苦痛を感じる能力を持つ対象であれば種を問わず守るべきで、逆に苦痛を感じない対象ならば、たとえ人間であっても守る優先度は下がる、との主義に至った人だからです。
洗練された結果冷たく見えてしまう例だってあります。)
さてさて、さんざんエグい表現を使ったけれど、誇張なしにそんな行為をしているのが私たちです。
え?家畜を食べるのは生きるためだから仕方ないって?
確かに。やむ負えない部分があります。
でも家畜がどんな一生を送ったのか想像したことはありますか?もしそこに必要以上の苦しみがあったとしたら、そいつを取り除いてあげたいとは思いませんか?
例えば誰かの葬儀に出席する時、故人が充実した人生を送った方ならば、そんなに悲しくないものです。むしろ清々しさすら感じます。
反対に残念な形で亡くなった場合だと、後味の悪い気持ちになりますよね。
だから食肉の都合をもう少し考えてあげてはいかがでしょうか。
何も考えず食べるだけなのとは、愛撫と痴漢ぐらいの隔たりが生まれます。
ところで犯罪白書によれば痴漢は再犯率が高いらしいです。(精度の怪しい統計っぽいけど)
本能的な衝動だから理性による歯止めが利きにくいのでしょう。
類似犯罪である
「強制動物モフり罪」の再犯率も、私の統計では95%以上です。「肉食べるだけであとは知らんぷり罪」に至ってはそれ以上です。
あ、もちろん私も前科持ちの一人で、現在は更生中ですが何か?
上記二つの併合罪を犯す人は、国内だけでも100万人は下らないと推測しています。だから先輩受刑者として伝えたい。
食べるもモフるも極上の喜びですから、思いきり楽しみたいじゃないですか。
ジャンク肉食やジャンクモフモフは卒業して、他のやり方を探しませんか?
ア〇ム肉永のモノローグでした。
清きタッチを♡
画像提供:かわいいフリー素材集 いらすとや 様
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