獲物の解体写真が「命の軽視だ!」と炎上した、狩りガールこと児玉千明議員。
彼女は極めて優秀です。なぜなら、
結果的に自分(児玉さん)以外誰一人傷つけずに、目的を果たしたからです。
(万が一偶然でも、それはそれで才能。)
Yahooニュース 2019/3/26 猟師議員の獣肉解体写真が物議。命を軽視している?マグロ解体ショーはよいのか? (2021/3/30リンク切れ)
コメント欄を見ると、多くの人が関心を持ちつつ、悩んでいることがわかります。そこに一石投じただけでも十分な成果かと。
鮮やかな問題解決センス
騒動の後、彼女は釈明コメントを出しました。
・・脱帽です。
優れた職人は硬い岩石を加工する際に、石目を見極めて最適な割り方をするそうな。
議員でもある児玉さんは、複雑な問題を簡単に解決するセンス、という政治家の適正を広く証明してみせました。
迷惑なんてかけてない
一連の騒動で彼女の名誉が傷ついたとか、自治体に迷惑をかけたように見えるのは今だけです。あとあと再評価されるので全く問題なし。
そこまで見越してたなら、末恐ろしいです。
このテーマは伝えるのが難しく、多くの人が試行錯誤を続けている領域です。
批判元である動物愛護団体、若手猟師が欲しい猟友会、差別や誤解を正したい畜産業界、命について理解を促したい作家や宗教家や哲学者、アクセス数の伸びないブロガー・・
それらの努力が、顔芸一発に負けました。
身をもって手本を示して、社会を少しずつ変えていくっていうね。
最初は嫌われても、後々感謝されるっていうね。
まさに政治家の鑑。高浜町は良い議員を選びました。
今後も児玉議員の活躍に期待
児玉さんの目的であった「鳥獣処理の悪いイメージの払拭」と、
騒いだ人たちの目的であった「命が正しく扱われる社会の実現」は、
今後もじっくりと浸透させるべき課題です。ぜひもっと暴れまわって欲しいところです。どうやら他国でも同時に進行しているようですし。
若手の狩りガール兼議員なんて稀な人材な上、町内や国内のみならず海外にも発信する仕事が残っています。捕鯨問題とか。
・・尤も狩猟や肉食なんて古いテーマなので、とっくに結論が出ていたりします。
例えば般若心経なんかを読んでみて欲しい。このテーマに関心のある人には。
よく葬式で読まれてる有名なお経です。大抵の日本人は聞いたことぐらいあるはずです。
実はこれ、ダイレクトにこの話の智慧を授けてくれるテキストです。
禅の視点life様より 『般若心経』を現代語訳するとこうなる – 存在が存在することの意味を説くお経 –
智慧はとっくにあるんだから、実生活に役立てないと勿体ない。
足りないのは知識ではなく、知識を共有する力のようです。
白目を剥いてどうぞ
アイキャッチ:PexelsによるPixabayからの画像
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