サッカーをしていると、ツメのトラブルが時々起こります。
巻き爪が悪化して痛みがでたり、踏まれてツメが割れてしまったり、、
筆者は学生時代にサッカーを10年ほどやっていました。
その際に経験したツメの手入れや、ケガ防止のノウハウについての記事です。
ツメのトラブルは、影響が軽微な割に回復に時間がかかるんですよね、、。
少しの痛みだからと、だましだましプレイを続けてしまうと、いつまで経っても治らない悪循環にハマってしまいます。
しっかり対策をして、快適な選手生活を送りましょう。
基本的なツメのケアの仕方
基本的な対策は3つです。
コレらを習慣化すれば、ツメのトラブルの9割は防止できると思います。
常に短く切りそろえておく
当たり前のようですが、定期的にツメを切りましょう。
不用意に伸ばしておくと、それだけで様々なリスクを背負うことになります。
・単純に割れやすい
・ツメのスキマに入ったゴミに雑菌が繁殖し、危険な匂いを放つ
・ついでに靴下にも穴が空く
足のツメは指よりも伸びるのが遅い傾向はありますが、すくなくとも2週間に一度は切りましょう。
普段からツメの状態を気にするようにしてください。
お風呂で洗う時に、毎回点検することをオススメします。
またツメを切ったあとは、ヤスリがけもしておきましょう。
本当にサッと数秒でもよいので。
これだけで割れる可能性が激減します。
ツメは小さな亀裂を起点にして割れていきます。
そのリスクを最初につぶしてしまいましょう。
ちなみに、ネイリストさんなんかはこう言います。
「爪きりは使わず、全てヤスリで伸びた分を削りましょう」
「爪きりでパチンッとする度に、赤ちゃんがぶら下がるくらいの力がかかります。ツメに悪影響です」
正直、私はそこまではやってませんでした。
そして特に問題も起きませんでした。
もともとツメが弱い人、あるいは万全を期したい人は徹底なさってください。
かなり面倒だとは思いますが、、。
十分な栄養と睡眠
ツメの生成に必要な栄養素をとって、たっぷり眠る週間をつけましょう。
皮膚は主に睡眠中に再生するものです。
ツメの代謝に重要なのは、主にタンパク質と亜鉛です。
タンパク質については、スポーツマンなら重要性を口酸っぱく指導されているでしょう。
意外と見落としがちなのは、タンパク質の合成を助けるミネラル類、特に亜鉛です。
肉類をたくさん食べるか、貝類、特にカキなんかを意識して食べると良いです。
なお筆者はゆるヴィーガンのため、亜鉛の摂取にはサプリを使っています。
(サッカーをしていた学生時代はお肉を食べていたので、社会人になってからの習慣です)
いずれにせよ、亜鉛は通常の食生活では盲点になりやすいミネラルです。
サプリを上手に使うことをオススメします。
栄養をとったら、あとはしっかり眠って下さい。
皮膚であるツメの再生には、質のいい睡眠が欠かせません。
一日最低でも7時間。成長期は8時間は確保してください。
最近はスマホが普及したせいか、夜ふかしをする少年少女が増えているのだとか。
これは何度でも伝えたい。睡眠もトレーニングの一部ですからね!
勉強したことを脳に定着させるためにも、練習で疲れた身体を癒やすためにも、、、
スポーツを志す若者は、とにかくちゃんと寝ろよ!
ハンドクリーム等での保湿
ツメは皮膚の一部です。
皮膚は乾燥すると弱くなり、壊れやすくなります。
だから寝る前には、ツメにもハンドクリームをつけましょう。
とくにツメと皮膚の中間部分を保湿してやると、伸びてくるツメの質がよくなります。
指先もキレイになるし、いいことづくめですよ。
冬場は手袋も併用するなどして、ツメを乾燥から守ってあげてください。
マニキュアで保護しつつ、美しいツメを目指すのもアリ
当然ながら、マニキュアによる補強も有効です。
筆者は100均で買ったベースコートを使っていましたが、近年は専用の商品も出ています。
スポーツマニキュアという言葉も、徐々に浸透しつつあるようですね、
ただし、過剰な期待な禁物です。
所詮はマニキュア、薄い膜でコーティングするだけです。
足先を踏まれてツメが割れる、、といったような強い衝撃を防ぐ能力はありません。
どちらかと言えば、割れたツメを固定して伸びるまで保護、といった使い方がオススメです。
割れたツメは固定しないでおくと、毛布などに引っかかって危ないですからね。
ちなみにプロ野球界には古く(1990年ごろ?)から、マニキュアを使いこなしていたパイオニアがいます。
彼の名は広瀬哲朗氏。
守備の名手だった広瀬氏は、ある時ツメのケアのためにマニキュアを使い始めたそうですが、ツメが治ったあともマニキュアを塗り続けていたという逸話が残っています。(ほんとかいな)
ファンの心を掴むために、常にパフォーマンス的な側面を意識するという広瀬氏らしい、いや日ハムらしいエピソードです。
さらには、グローブで隠れて見えない左手にもマニキュアを塗っていたとか。(ほんとかいな)
まぁ本来マニキュアはオシャレですからね。
美的観点をないがしろにしては、マニキュア文化に失礼というものです。
例えば、サッカー選手が手の爪にマニキュアを塗ることが、もはやマナーとなる時代がくるかもしれません。
女子選手とかだと、既になってたりして、、。
まとめ
ツメは鍛えることができません。
そして一度故障すると、治るのに時間がかかるやっかいな部位です。
だからこそ、普段から故障リスクを下げる対策をしておきましょう。
もし余裕があれば、美しいツメでプレーする選手を目指してみても面白そうです。
ツメは進化が作り上げた生存のための道具であり、同時に美しいアクセサリーでもあります。
スポーツのみならず人生を楽しむために、上手にケアしてください。
手入れが必要です
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